about

「しぜんとわ」について

北アルプスのふもとに息づく自然と暮らし。その豊かさを見つめなおし、未来へつなぐために「しぜんとわ」は生まれました。

自然は、私たちを包む大きな“背景”ではなく、本当は日々の暮らしの “一部” だったはず。
人と自然との関係性を、「ほどよい距離」と「深いまなざし」でもう一度つくり直す。
それが私たちのめざす姿です。

団体の名前には、
・自然と和(なご)む
・自然と我(われ)を見つめる
・自然と輪(つながり)をひろげる
・自然と環(めぐり)を意識する
・自然が永遠(とわ)につづくことを願う
という思いを込めました。

私たちは、次のようなことを大切にしています。

● 自然と調和する暮らしを紡ぐこと
山・森・川・里・農地。北アルプス山麓には、日々の暮らしをそっと支えてくれる自然があります。
その恵みをいただきながら、無理なく、背伸びせず、心豊かに暮らすための実践をひろげていきます。

● 地域と訪れる人をつなぐ場をつくること
地域に暮らす人、訪れる人、移り住む人。
それぞれの立場の人が、自然をきっかけに出会い、対話し、ともに学べる場を育てていきます。

● 記録・体験・対話の「循環」をつくること
昔から受け継がれてきた知恵や風景を「記録」し、フィールドでの「体験」と、そこから生まれる「対話」へとつなげていく。
その循環をとおして、自然と人との新しい関係をデザインしていきます。

小さな団体ですが、「自然とつながりなおすこと」が、これからの地域と私たちの暮らしを豊かにすると信じて。
ここ北アルプスのふもとから、一歩ずつ歩んでいきます。